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「絵本を作ろう」で制作した見本作品
▼ イベント
2011.06.30

5月の28日、新藤悦子さんの「絵本をつくろう」ワークショップで使用した絵本の見本です。3種類制作しましたので紹介します。

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一つ目は「あっこちゃんのポケット」を紹介」します。

この絵本は、ポケットの部分に布をはっていて、本当のポケットのように物が入るようになっています。 

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「ぞうのはな」

この絵本は正方形で、そしてより絵本らしく最後にあとがきと作者紹介があります。

起承転結の転の部分で見開き2ページを使い、迫力を出しています。

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「ながぐつちゃんとながぐつくん」

これは、縦開きになっています。

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以上3冊を制作しました。

内容だけではなく、表紙や裏表紙も魅力的に仕上げるのが大切です。

あとがきや、自己紹介を書いたり、季節に合わせた内容にしたり、折り紙や布を貼ってみたり、世界に一つしかない自分だけののオリジナル絵本をみなさんも作ってみませんか?

 

新藤悦子さんの読書サロン「絵本を作ろう」で制作した作品紹介
▼ イベント
2011.06.20

koum1.jpg5月の28日、新藤悦子さんの読書サロンで行われた「絵本を作ろう」ワークショップで制作した作品を紹介いたします。

作者・ 浅井洋子さん

タイトル 『かえってきたコウモリ』

 

 コウモリのふてきな笑い方がおもしろいです。内容が気になりますね。2.jpg 驚いた表情のおじいさんとおばあさん大胆な字がマッチちています。3.jpgよく見ると影も付けられています。4.jpg

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上下2ページ使って迫力満点です。三河弁がいい味出しています。6.jpg 7.jpg最後もコウモリのふてきな笑み。コウモリの口だけ赤いのが、より不気味な感じが出でいて良いです。磁石の力で戻って来るとゆうのがユニークです。8.jpg

裏表紙はコウモリの後ろ姿。

ペンやクレヨンなど、色々使い分けて味のある作品に仕上がっています。コウモリという悪役のキャラクターが、なぜか憎めない。浅井さんのユニークな発想が面白い作品です。

「深谷圭助先生 辞書引き学習法」講演会 報告
▼ イベント
2011.06. 8

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6月5日、豊川堂137周年記念講演会深谷圭助先生 辞書引き学習法を行いました。

当日は、本当に多くのお客様にお越しいただき、当初用意していた席が足りなくなり、大変ご迷惑をおかけいたしました。

深谷圭助先生は、子どもにも分かりやすく辞書引きの方法を教えて下さいました。

辞書引きのワークショップも子どもたちが競い合ってたくさんの「好きな言葉」を調べていました。1時間で、150個以上の言葉を調べている子もいました。

ひらがなを読むことができれば、小学校1年生からでも国語辞典を使うことができる。辞書は、「勉強」ではなく「遊び」の感覚で始める。ところが、小学校の国語の指導要領は、小学校3年生から国語辞典を使うことになっている。ひらがなが読めれば、その時点から国語辞典は使うことができるのです。

辞書は引くものではなく、読むものと深谷先生はおっしゃいました。

ぜひとも、ご家庭でも続けてください。

ご参加いただきましたお客様、本当にありがとうございました。

 

深谷圭助先生 辞書引き学習法講演会

主催 株式会社豊川堂

後援 豊橋市教育委員会 中日新聞社 東愛知新聞社 東海日日新聞社

協賛 小学館

新藤悦子さんと、豊川堂で。
▼ イベント
2011.06. 1

 

  5月28日、作家、エッセイストであり、豊橋ふるさと大使でもある、新藤悦子さんによる読書サロン「新藤悦子さんと、豊川堂で。」が豊川堂本店にて行われました。

4回目となる今回は、ワークショップ形式で行う子どもタイムと、児童書制作の裏側をお話いただいた大人タイムの時間に分かれて行われました。

14時からのこどもタイムでは、「絵本をつくろう」というテーマで、画用紙2枚を2つに折ったものに、登場人物とストーリーを決め、オリジナルの絵本をつくりました。

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新藤悦子さんがはじめに、絵本をつくるにあたって重要な「起承転結」のお話をして、見本で制作した絵本を読み絵本制作開始。

画用紙の色、形、ペンや色鉛筆だけではなく、おりがみや布をはったりしながら、子どもも大人も個性的な絵本づくりを楽しみました。

最後に、完成した絵本は、その場で新藤さんが読んでくれて、子どもたちは恥ずかしながらも、うれしそうでした。

 

当日、太田奈那さんの完成した作品をご紹介します。

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  タイトル 「世界一幸せな天使」 

色えんぴつでかわいい天使が丁寧に描かれています。地面には、リボンを切ったものを貼っていたり、名前はで囲まれていたり、凝っていますね。

2.jpg緑の布で草原を表現しています。

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川を水色のリボンを貼って表現していていて、キラキラ光る川の様子がよく出ています。

4.jpg       5.jpg両開きにして、天使と女の子を向かい合わせにしています。そして、「しあわせ!?」という言葉をスタンプでしていて、 言葉が調されてより響く言葉になっています。

6.jpg天使が自分の罪を許してもらって、大きく戻った羽で空に羽ばたいていく様子がよくあらわれています。

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最後のページがあえて文章だけになっていますね。より心に響いてくる、起承転結のある絵本で、すばらしい内容と出来栄えです。

 

16時からの大人タイムのテーマは「絵本ができるまで」。 

 

  新藤さんが小学校低学年向けに書かれた、「ピンクのチビチョーク」の初校、色校などの実物をもってきて頂き、制作秘話などをお話いただきました。

また、6月下旬に講談社から発売予定の「ロップの不思議な髪飾り」のできたての表紙など。普段は見られない絵本ができるまでをご紹介していただきました。

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休憩時間は新藤さんがトルコから持ってきていただいたチャイを飲んで、ほっとひと息。

休憩の間も新藤さんの周りにはお客様が集まり、興味深々にお話を伺っていました。

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最後は、新藤さんに新作「ロップの不思議な髪飾り」をギターの美しい音色と共に朗読していただきました。

 

新藤さんの貴重なお話を聞くことができました。

雨の日にも関わらず、たくさんのご参加ありがとうございました。

楽しんでいただけましたでしょうか?

今後とも、様々な企画を考え、皆様に楽しんでいただけるようにがんばります。

どうぞよろしくお願いいたします。ありがとうございました。